空き家になった実家。
『売る?』『自分で住む?』
どちらにしても、片づけないと先には進めません。売るときは綺麗なほうが有利だし、残置物は売値から引かれる。汚いままでは自分でも住めません。
でも頼んで安心な会社がわからない…値段も不安!
10年以上も放置状態の空き家を自分で整理することになった実体験。
いまでは見違えるようになりました!不安や悩みを解決するヒントにどうぞ。
今回のテーマは「人形・はく製の供養」です(最初から読む方はこちら)
人形供養
どこのお家でも人形は多いものです。ただ空き家に置いてある人形となると、その処分には迷う方も多いと思います。
その原因はいくつかあります。
1.自分の住まいで飾ろうにも、スペースが限られている
2.メルカリなどで売るにも、古い人形はアンティークでない限り難しい
3.ゴミで捨てることはできるが、可哀そう…
私もこの三つの全てに当てはまっていました。
そこで選んだ方法は人形供養。それをして頂けるお寺や神社は結構あります。
ただ我が空き家の場合、『はく製の鳥』や『葬儀で使わなかった写真』など、人形以外の供養したいものも色々出てきたのです。
そうなると引受けてくれる社寺は限られてきます。何でもかんでもということではないのです。
遺骨以外は供養してもらえる!
そんなとき『遺骨以外のモノはすべて受付可能』という神社を見つけました。
結城諏訪神社
茨城県結城市に鎮座する西暦940年に創建された神社で、諏訪大社から諏訪大明神の御霊を招いたのが始まりとのことです。
諏訪大社といえば御柱大祭で有名な全国の諏訪神社の総本社。由緒正しきこと間違いありません。
そこで思い切って現物を持ちこむことに…
簡単にお願いできました!
今回は『鳥のはく製』をもって伺いました。全部で4羽。そのうち2羽は、高さ1メートルもあるガラスケースに入っていただけあってデカイ!
デカすぎて段ボールに納まらないので、ビニール袋に入れ、両手で抱えて社務所の入り口を開けると
奥のほうに人形がいっぱい入った段ボールが見えたのです。
『箱の大きさで供養料が決まっているんだから、袋じゃダメかも…』そんな思いを抱きながら事情を説明すると
『次は箱でお願いしますね』と気持ちよく引き受けてくれました。
手続は簡単。申込書に名前と住所などを書き、供養料を納めるだけです。
供養料も良心的で、宅急便の12サイズ(縦横高さの合計が120cm)なら5千円です。しかも希望すればお焚き上げ後にハガキで連絡をもらうこともできます。
初めての経験でご迷惑もかけましたが、お願いした後は爽やかな気分。つい最近も2回目の供養をお願いに行ってきました。
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