モヤっとしてたのがスッキリした。それ面白そう。雑談に役立つように、身近に感じたり、よく悩むことにフォーカスしてみました。
季節の行事。縁起のいい食べ物が忘れられていくなぁ
今回のテーマは冬至の食べものです。
冬至って何?
1年のなかで一番昼が短い日。それが冬至です。
でも冬至からは、だんだん昼が長くなるので、夜を陰、昼を陽とするなら、陰から陽に転じる幸運の訪れる日、別名「一陽来復」です。
明日から「春がくるぞ」「幸運に向かうぞ」という大事な日だけに、夜中の12時ちょうどに貼るお守りを授与くださる神社もあります。
東京の穴八幡宮。お守り授与の初日である冬至の朝は、このお守りを求めて大行列、授与頂くまでに2時間並ぶことも…
季節の行事で食べるもの
それにしても季節の行事への意識が低くなる昨今、これを知っていれば逆に強いもの。
そこでまずは一番有名な「おせち」 神様へのお供え物として不動の地位を確立しています。
次は「土用の丑の日」でしょうか…夏に「うなぎ」を食べる日。でも本当は土用は立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間くらいで、その1日か2日が丑の日です。だから「土用の丑の日」は春にも秋にもあるわけですが、江戸時代の平賀源内という学者が夏に売上が伸びないうなぎ屋から相談を受け、「本日、土用丑の日」の張り紙をさせたところ大繁盛し、これが【土用丑の日=うなぎ】になった話は有名です。
あとは節分の日に食べる豆。火をくぐって炒られた大豆を食べて「健康で幸せに」なる。食べる数は年齢プラス1つ。恵方巻も同じ日の行事です。
ここまではいいのですが、冬至?
「ゆず湯」につかるといい。スーパーで「ゆず」が売ってる何となく知っているけど、食べものは何だっけ…?
冬至で食べるもの
「ん」のつく食べ物! 運がよくなるとか、いろは歌の最後の文字が「ん」で終わり、また元に戻って縁起がよいとか(もともとの歌には「ん」はありません。つけることがあるだけです) そんな理由です。
にんじん、うどん、寒天、南京(かぼちゃのこと)…なんでも「ん」がつけばいい。
でもお薦めは「きんかん」でしょうか。
冬だから、ポケットに「きんかん」の「のど飴」でも入れておく。そして冬至の日。サラっと取り出して、「ん」のつく食べものや、一陽来復の話で冬至を盛り上げてみましょう。
次回は『神様を大切にする社長・神棚やおふだ』です
コメント