空き家になった実家。
『売る?』『自分で住む?』
どちらにしても、片づけないと先には進めません。売るときは綺麗なほうが有利だし、残置物は売値から引かれる。汚いままでは自分でも住めません。
でも頼んで安心な会社がわからない…値段も不安!
10年以上も放置状態の空き家を自分で整理することになった実体験。
いまでは見違えるようになりました!不安や悩みを解決するヒントにどうぞ。
今回のテーマは「戸締り(玄関)」です
玄関のカギを確認する
100坪の土地に建つ木造家屋。特別大きいわけではないのですが、不審者が入っていても気づかないことが…。そこでまずは戸締り!
台所やトイレの窓、雨戸…でもまずは玄関です。
ここの扉は引き違い戸。取っ手を引いて開ける玄関ドアとは違って、2枚の扉を左右にガラガラと開けるものです。
カギは真ん中と戸当たり部分(扉を閉めたとき柱にあたる方)の2か所。一見安全に思えます。しかしカギを開けるキーは片側がギザギザしているタイプ。これは防犯に弱く、ピッキングという不正開錠で簡単に開けられる危険があります。
そこで防犯性能の高いものと交換することにしました。
カギを選ぶ
選んだのはディンプルキーといわれるカギ。
ディンプルキーといえばGOALやKABA(カバ)などが有名です。ただ当時は引き違い戸用のディンプルキーが少なく、大きさがピッタリ合うことからKABA(カバ)にしました。
カギのお値段は、真ん中だけで3万円くらい。取付費用込みですが『結構お高め…』です。そこに戸当たり部分もカギ交換すると、あと何万円もかかる…結局、真ん中だけ交換することに。
それから10年、このカギのおかげで空き家は安全だったのですが…
カギには寿命がある
「あれ?カギのひっかかりが悪い…」
カギをかけるときに空回りしてカギがかからない。何度かやると閉まるのですが、なにか違和感があるのです。
その頻度はだんだん多くなっていき、1年ほど経ったある日のこと…
どうやっても開かない!
カギを回しても、押しても引いても叩いても、まったく開かないのです。泣く泣くカギ屋さんを呼ぶことに…
早速カギ屋さんが来てくれたのですが、格闘すること30分、ようやっと開錠です。
カギ屋さんいわく「カギには寿命があって10年くらいです。精密なカギほど注意がいりますよ」
早めに交換していれば
「カギを交換しよう」
選んだのは前回と同じくKABA。開錠費用3万円にプラス、カギ交換4万円!
『早く交換しておけば開錠費用の3万円は助かったのに』
ただ防犯の点ではどうかと言えば…
泥棒は5分で7割、10分でほとんどが『カギ開けをあきらめる』らしいです。
一方、今回のカギ開けに要した時間は30分。しかもこのカギ屋さん、10年前に取りつけをお願いしたお店の人だったのです。
『ディンプルキーってスゴイ!』大変感動した出来事でした。
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