空き家になった実家。
『売る?』『自分で住む?』
どちらにしても、片づけないと先には進めません。売るときは綺麗なほうが有利だし、残置物は売値から引かれる。汚いままでは自分でも住めません。
でも頼んで安心な会社がわからない…値段も不安!
10年以上も放置状態の空き家を自分で整理することになった実体験。
いまでは見違えるようになりました!不安や悩みを解決するヒントにどうぞ。
今回のテーマは「厳禁!これだけは切らないで」です(最初から読む方はこちら)
ビーズクッション
【粗大ゴミ】を【燃えないゴミ】に。
細かくすることで、カラーボックスや物干し台では成功してきましたが、なかには【粗大ごみ】のまま捨てたほうが絶対にいいという物があります。
それは【ビーズクッション】
少し前、ビーズクッションを切ったときのことです。一人用のソファーレベルの大きさなので、そのままではゴミ袋に入りません。そこで細かくすることに。
外側のカバーはハサミで簡単に切れました。
『中身を袋に入れれば、カバーも畳める!』切った穴から手を入れて、袋に移し替えようとしたとたん…
ふわふあ~
ビーズが舞い上がってきました。慌てて切り口を押さえたら、なかの空気が抜けるのと一緒にビーズが!あたり一面はビーズだらけ。服や手に一杯ついて離れない…発砲スチロールなので静電気がスゴイ。
しかし途中で止めるわけにもいきません。
『とにかくゴミ袋に詰めるしかない!』
ふとんカバーに入れたり、舞い上がらないようにしたりして..
ようやっと作業終了
フカフカなので袋の山です。全部で10袋くらい。しかしこれで捨てられます。
ビーズが舞うと大変なことに!
ただふと思い出した光景。それはゴミ収集車の投入口についている回転板。
『あそこに袋が引っ掛かって破けたら…』
ゴミ置き場がビーズだらけになることは明らかです。ネットで調べると、
『やっぱり…』
ゴミの収拾中にビーズが道路に散らばって真っ白。大騒動になったという記事が出ていました。
『このまま捨てるわけにはいかない…』
もし同じようなことになったら、ご近所様に迷惑がかかります(関連記事『ゴミとご近所さま』はこちら)
中性洗剤を使ってみた
『どうしたものか…』
すでにバラバラになったものを元に戻すことはできません。といって帯電防止スプレーを吹き付けるには量が多すぎます。
いろいろ調べた結果、決めた対策は
薄めた中性洗剤を袋の中に入れて、発砲ビーズと混ぜる
界面活性剤の働きで静電気が防止できそうです。
さっそく100円ショップで中性洗剤を3本購入。
水で薄めて袋に入れてみました
確認してみると
『大成功!』ほとんど舞いません
これで大丈夫だろうと収集日に捨てました。
しかし収集車が行った後、ゴミ置き場を見ると
発泡ビーズが!
地面が薄っすらと白くなっています。やはり袋が破けて一部がこぼれたようです。大量ではなかったので助かりましたが、このままではご近所迷惑。小さなつぶをひたすら拾いまくりました。
結果、ビーズクッションは解体せず
そのまま粗大ゴミとして捨てる!
それが一番よい方法だったのです。
コメント