空き家になった実家。
『売る?』『自分で住む?』
どちらにしても、片づけないと先には進めません。売るときは綺麗なほうが有利だし、残置物は売値から引かれる。汚いままでは自分でも住めません。
でも頼んで安心な会社がわからない…値段も不安!
10年以上も放置状態の空き家を自分で整理することになった実体験。
いまでは見違えるようになりました!不安や悩みを解決するヒントにどうぞ。
今回のテーマは「不用品のグルーピング」です(最初から読む方はこちら)
回収業者に頼んでみた
一戸建というものは、見た目以上に物が多いものです。
マンションなら足の踏み場もなくなる量でも、一戸建なら邪魔にはなりません。押入れやら壁ぎわやらに、置くところは豊富。そのため錯覚におちいってしまうのです!
空き家になった最初の頃、『この部屋をきれいにすれば、少しはスッキリするかな』という思いで不用品の回収業者を頼んだことがあります。
悪質な業者の報道もあるので、そこは慎重に調べてから電話。その日のうちに業者の方が来てくれました。
ワゴン車につめ放題で3万円くらいだったと思います。
不要品を積んでみた
「何でもどうぞ」業者の方がワゴン車のハッチバックを空けてくれました。シートは運転席だけ。かなり広く見えます。
まずは不要になったベッドを入れてみました。入るか入らないか微妙でしたが、何とか成功です。次は小さな家具を2点、3点と詰めていきます。
そして布団を何組か。結構かさばる…
「もっと載せていいですよ」という業者の方の言葉に甘え、隙間という隙間に雑貨の類を押し込んでみました。もう頭の中はワゴン車の空きスペースのことだけで一杯です。
『かなり処分したなぁ』そんな思いを持ちながら作業は終了したのです。
処分後の空間 たったこれだけ?
しかし業者の方が引き上げた後、あらためて部屋をみてみると
『ぜんぜん減ってない!』
ワゴン車に乗せた分量からイメージしていたのは、広々と空いた部屋。でも目の前にある現実は、かすかな広がり。そのギャップがスゴすぎる。焼石に水という言葉がピッタリです。
『どうしたらいいんだろう…』
そこで出した結論は【思い付きで処分したらダメだな】
布団も縛れば小さくなりますが…
『ふかふか』のままワゴン車に載せたら、かさばるに決まってる。その分、別な物が載らなくなるのは当たり前です。せめて縛っておけば良かった…
というか、布団の代わりに茶ダンスを捨てるべきでした!
布団二枚を紐でギュッと縛ると0.3㎥
これを二つ作れば0.6㎥
標準的な茶ダンスと体積は同じです
それなら扱いにくい方を業者に頼むのが正解でしょう
またちょっと工夫したり労力をかければ、家具や雑貨の中には『一般ゴミ』で出せるものも。それができれば、その分だけ本当の粗大ゴミが捨てられます。
まとめ
不用品の整理では段取りが重要です。小道具はいるし進める順番も考える。普段の仕事とよく似ています。
そんななかで真っ先にしたらよいことは
グルーピング
茶碗の整理から粗大ゴミや産廃まで。グループに分けると色々なものが見えてきます。
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